« 1/700 赤城 その3 | トップページ | 1/700 赤城 その5 »

2015/04/20

1/700 赤城 その4

赤城の組立を続けています。
401ak2268
艦体部分にパーツを取り付けていくのですが、艦首、艦尾部分の飛行甲板を支える数本の支柱は、甲板を仮乗せして、合いを確かめながら(支柱の接着剤が乾燥するまで取り付けたままにして)、進めます。あ、もちろん、飛行甲板側は接着しませんよん。艦体側だけね。
こうしながら、エッチングパーツの取り付け順なんかも考えます。
赤城は、最初思ったよりもでこぼこがあります。機銃用のスポンソン部分には何本ものステーが艦側から伸びていたりしますから、容易ではありません。
402ak2270
艦尾には、塗装した内火艇(ウチビテイと入力しても変換しませんの、まだまだ教育が必要なのであります…笑)などを接着して、支柱の間には伸ばしランナーで適当に張り線を入れます。完成後はなんかごちゃっとしてかっこいいかも?
403ak2271
船首部、エッチングの手すりを付けてから支柱を立てました。フジミのエッチングパーツは、細かいところが合いませんが、これは仕方のないところ。でも切り出して位置を合わせて形を整えて接着するのにごっつい時間がかかりますの。いちいち現物合わせをしながらなので、あきらめるしかないです、んで、毎週のように作業はしている(毎日ではない…)のですが、なかなか捗りませんの…ふう。
閑話休題
赤城、赤城と名前だけはよく知っているものの、実際、細かいことはよーわかりまへん。そこで、久しぶりに最近の読書。
420ak2274
光人社NF文庫の「赤城・加賀」と「特務艦艇入門」であります。思わず衝動買いの2冊でありました。

その昔、そう、今から半世紀近く前(というのは大げさですな、40年くらい前、ははあまり変わらんか…)、少年たちの戦記読書はサンケイ出版の第2次世界大戦ブックスが、一番適当な読み物でしたね。模型作りを再開した当初、古本屋さん(当時はまだあった)を巡って、片端から買い漁った(というのもちょっと誇張してますが)もんです。
その甲斐あって現在は我が書棚には「空母」とか「珊瑚海海戦」とか「グラマン戦闘機」なんかが並んでいるのですが、現在もっとも入手しやすくて、概説的な読み物としては光人社のNF文庫くらいでしょうかしら。
文庫ですからね、写真なんかも鮮明ではありませんし、総じて入門書的なものは、記述も詳細にわたる、というほどではありませんが、ちょっと読んでみるには適当な参考書であります。

「赤城・加賀」では、簡単な図面が載っていたり、真珠湾攻撃やミッドウェイの他にもインド洋作戦など実は知っているようでよく知らない海戦の簡単な両艦の戦歴が載っていたりします。
421ak2278
「特務艦艇入門」では、工作船から砲艦、果ては内火艇(2度目はちゃんと変換候補に出た!)なども載っていて、日本海軍だけではなくて、外国の艦船もちょっと紹介されています。
422ak2284
「赤城・加賀」では、日本初の本格的な航空母艦であった両艦の誕生までの航空母艦の黎明からの簡単な道のり、赤城の改装中に、中国沿岸部で加賀が行動した戦史なども触れられています。両艦の歴史のうちで一番あたしが興味深かったのは、中国での戦線が内陸に移ると沿岸部での作戦行動の機会が減り、その後は、内地で訓練に励んだというくだり。こうした時間が、後に海戦劈頭の機動部隊の活躍に通じたのですね。やがて徐々に失われていった空母とともに艦載機搭乗員も、乗組員も、練度が低くなり、最終的には、空母だけが残っていても載せる飛行機も搭乗員もいないという悲しい事態に至った、それもむべなるかな、であります。
今では遠くなった日々の記憶に思いを馳せながら、模型を作るのが、一番の楽しみであります。余談ですが、アタシの父は終戦時江田島で海兵のたまごだったそうです。あまり当時のことは話さなかったですね、戦後70年、次第に戦争が遠い歴史になっていくのに幾分かの危惧を覚える気分でもあります。
さて、気を取り直して、赤城の次第に戻ります。
404ak2272
飛行甲板後部の裏側。軌条が付いています。艦載艇の移動に使われたのかな。
411ak2285
各部の手すりを取り付けていきます。並行して、スポンソンなども取り付けていきます。上の写真は、艦橋下の倉庫部分。
412ak2287
右舷艦首から続くスポンソン部分。
413ak2288
再び艦尾部分は、手すりを取り付け終えた状態。せっかく置き換えた錨鎖はほとんど隠れちゃいます。
隠れちゃうつながり、は、格納庫末端部分。ホースリールは、市販のスプリングを切り出したものをエッチングの支持架部分でサンドイッチ、その後白で塗り分けておきます。
414ak2290
奥まったところですので、完成後はたぶん全然みえませんが、手すりも取り付けておきます。
415ak2291
上の写真は左舷艦尾から前方へ。艦載艇デッキのサイドはきれいに開口していますが、これも飛行甲板が載ってしまえば暗くなってみえねー、ところ。現物合わせで長さなども調整しながら手すりを取り付けていきますので、途中のステーなども並行して取り付けていきます。中央の支持柱は肉抜き穴を開口しておきました。
フジミのキットと細部の解釈、表現が微妙に異なっていて、その部分はエッチングパーツが合いません。
417ak2295
長さが足りなくなったところなどはストックから適当に追加します。
下の写真は、左舷艦首からちょい後方。
416ak2294
目立つところのステップはエッチングパーツに置き換えました。
さて、拙者が右利きということもあって、右舷の方が作業がしにくい(右から張らないといけない気がする)のですが、いきおいやりやすい(と感じる)左舷側から手すりを張っています。最初に手順を決めておくべきなのですが、ほぼ行き当たりばったりで、パーツを取り付けながらの作業です。現状の心配は、手すりを取り付けるために一旦除去したマスキング部分、リノリウム張りなので、艦体色を吹くときにもう一度マスキングできれば、それにこしたこたぁないのですが、それはムリ。該当箇所の周辺の艦体はすでにグレイを吹いてあるのですが、これから取り付ける部分や、エッチングの手すりを追加した個所はあとできれいに塗装できるかしらん?うーむ不安ですじゃ。
暫くは、この難儀な手すり取り付け作業が続きます、飽きずにお付き合いくださいね、深謝。

|

« 1/700 赤城 その3 | トップページ | 1/700 赤城 その5 »

艦船」カテゴリの記事

コメント

 moppuさん、こんにちはモケモケです。
ご注文の
アオシマ 1/700 間宮SD
が入荷しました。
ご来店をお待ちしています。

投稿: モケモケ | 2015/04/25 11:19

店長、ありがとうございました。
今度またゆっくり伺いますね、もっといろいろ話したかったんですけど(笑)、赤城が終わるまで、間宮に手を付けるのはお預けです(赤城が完成しなくなる…)が、作るのが待ち遠しいキットになっているようです。パーツの多さにも改めて驚いてます。

投稿: moppu | 2015/04/26 22:57

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38450/61470300

この記事へのトラックバック一覧です: 1/700 赤城 その4:

« 1/700 赤城 その3 | トップページ | 1/700 赤城 その5 »