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2017/03/23

1/700 フジミ 五十鈴 その1

今回は、1/700 フジミの軽巡洋艦五十鈴を作ります。五十鈴のキットは、よく知られているように2隻分のパーツが入っている面白い試みのものです。これは、太平洋戦争末期に対空火器を搭載し、防空巡洋艦として生まれ変わった五十鈴に、兵装のパターンが異なる説があるため、その両パターンを組めるように、というものですが、ま、実際問題としてその2種を両方作るというケースも少ないんじゃないかなとは思うのですけどね。
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実艦の資料もないし、A説、B説(25mm三連装機銃の位置に違いがある)のどちらを選択するにしても根拠はないのですが、今回はA説を選択してみます。
今回の個人的な(当たり前ですが)試みは、リノリウム押さえ金具を伸ばしランナーで再現すること、船体の鋼板の継ぎ目をサーフェサーで再現すること、の主に2点。5500t軽巡はタミヤの阿武隈以来の製作となります。
キットは、通常版ではなくて、エッチングパーツがセットになった限定版ですので、フジミ純正のエッチングパーツを使っていきます。
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船体の主なパーツはこんな感じ。甲板は、主甲板からシェルター甲板へは一枚で、後部甲板は一段低くなっている部分が別パーツとなります。船体は、左右貼り合わせではなくて、一体抜き。船底は別パーツ。
ウォーターラインに付き物のバラストは、このキットには含まれていません。 船底は、ちょっとだけ船体中央が浮いてしまいますが、完成時は飾り板にビス留めする予定なので、ま、あまり気にしないことに。
ただ、この船、後部甲板が低く、ナットを仕込むのがやっと。仮に飾り板に取り付けてみたところ手持ちのビス(16mmの長さのもの)では、ビスの方が長く、余ってしまいますので、完成時までにちょっと思案。
さて、では、ぼちぼち、とりかかります。
まず船体部分の鋼板の継ぎ目をマスキングテープで再現する準備を。それぞれのマスキングテープの間にすこーしだけ隙間を設けることで、サーフェサーを厚吹きしたときにラインが残る算段ですな。
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んで、リノリウム色を先に吹き、伸ばしランナーを付けていきます。
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錨鎖は、極細チェーンに置き換えます。伸ばしランナーを貼っていくに当たって、大きな構造物は接着しておきます。
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サーフェサーを吹いたところ。エアブラシで、ガイアのサフを吹きましたが、乾燥させながら、厚めにしておきます。舷窓のモールドが埋まったりしますが、これは、後にピンバイスで穴を開けなおしました。
ところで、五十鈴は防空巡洋艦に改装されたときに舷外電路を撤去されたという、ちょっと異色のケース。キットにはモールドがありませんが、これで正解です。
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伸ばしランナーをひととおり貼り終えたところ。貼りなおしたり、接着剤のはみ出しがあったりしますが、気になったところは、後でリノリウム色を塗って修正しました。
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艦底色を吹き、リノリウム色と艦底色をマスキング。甲板部分には機銃の弾薬箱のモールドがあったりしますので、結構細かくて、手間がかかりますが、丁寧にマスキングしてやれば、筆塗りする必要は最小限に抑えられますので、じっくり我慢です。
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最後に軍艦色2に白を足して明るくしたものを吹いて基本色にします。この段階で、やっと甲板と船体を接着します。
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鋼板の継ぎ目はこんな感じになりました。サフ吹き段階では大丈夫かしらん、という感じでしたが…
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初めてにしてはまずまずかしら。
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艦体部分が一息つけましたので、構造物にとりかかります。まずは、モチベーションの維持のため艦橋部分から。基本的には専用エッチングパーツを使っていきます。航海艦橋の窓枠は、キットのモールドを切除して、エッチングパーツに置き換え。その他、各部の手すり、ラッタル、などなど。今回もう一つ、個人的な試みとして、対空戦闘指揮所の双眼鏡を伸ばしランナーで再現してみました。キットのモールドのままだとちょっと背が低いので、垂直方向に少し背を伸ばしています。
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これまでより慎重にマストの垂直を心がけてみたつもりですが…そのため、艦橋パーツは、いちいち船体に仮置きしながらの工作でありますヨン。
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リノリウム押さえの伸ばしランナーは、主な個所は、構造物を避けるようにあらかじめカットしておきますが、それでもアバウトにしない方がよさそう。細い伸ばしランナーなので、接着の際は、(潰れてくれて)あまり気にならないんじゃないかしらんと思っていましたが、結構構造物への影響(パーツが浮いたり傾いたり)がありそうな感じです。
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ざっと全景をば。5500t軽巡洋艦は、なんといってもスマートな船型が魅力ですが、いざ作るとなると何本もある煙突がかなり面倒そうで、気が引けます。まだまだ道半ば、でありますな。

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