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2017/04/15

1/700 フジミ 五十鈴 その3

フジミの五十鈴、3回目でありますが、やっとこさの完成であります。前回の続きで、基本塗装後のウォッシュなどを行い、何度かエッチングパーツの塗装剥がれを修正していきました。とともにエッチングパーツなど細かなパーツを多少追加、最後に張り線をして終了でありますの。
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ウォッシュなどの作業に備えて、飾り台をマスキング、ウォッシュと色付けのフィルター気味の塗装には、写真の塗料、油彩を使用しています。
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艦載艇は、レイテ開戦時には、9mカッターだけであったようですが、少し寂しかったので両舷2隻ずつとしてみました。内火艇は、降ろされていたでしょうが、雰囲気でね。(ただし、デリックの様子からみると内火艇は左舷に置くのが正しいようです。
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ウォッシュは軽めにして、船体の明るさが消えない程度に。
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とりあえず、ウォッシュ終了後の全景。
では、その後の作業の様子はありませんが、完成画像をば、例によってずらっと並べてみます。
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軽巡五十鈴は、長良型の2番艦で、1923年に浦賀船渠にて竣工。45年4月にアメリカ潜水艦の雷撃により戦没しています。旧海軍では、軽巡洋艦は川の名前をとって命名されていました。
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22年という長寿の艦ですので、何度か改装されていますが、44年には、軽巡洋艦で唯一の防空巡洋艦として、主砲を全て高角砲に換装しています。フジミのキットは、その後の姿を再現したもので、数ある5500t軽巡の中でも独特の艦形となったのが魅力の一隻です。
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今回は、出来る限り付属のエッチングパーツなどを使い、ディテールアップしてみましたが、張り線の様子などはフィクションです。
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12.7cm高角砲と25mm三連装機銃、同単装機銃は、ピットロードのNE01R(前の記事ではRが抜けてました)のパーツを使用し、主錨、菊花紋章、22号電探はファインモールドのナノドレッドシリーズに置き換えています。
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カッターのダビッドに渡したロープなどは伸ばしランナーで、張り線はモデルカステンのメタルリギング0.15号を使いました。艦尾の旭日旗は、デカールを損傷してしまったので、ウォーターラインシリーズに付属のシールを已む無く使いましたが、これは、できればそのうちに修正したい(厚みがあり過ぎるので)ところです。
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五十鈴は、改装時に前部魚雷発射管を撤去すると同時にこの部分の一段低かった甲板を塞いで兵員待機室にしたそうです。そのため、前檣の直後は主甲板と同じ高さになり、構造物もない状態となっています。
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菊花紋章、は、軍艦籍に入れられた船にのみ与えられました。従って、割と大き目な船でも特設艦船などは、御紋章が付いていないのですね。
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五十鈴は、レイテ開戦時には、小沢機動部隊に随伴し、その後生き残った艦船とともに内地に帰還しました。旧海軍にあっては戦隊単位で艦船が運用されていましたので、仕方のないところではあったのでしょうが、同様に対空防衛能力を付与された重巡摩耶が、さして活躍の機会のないまま、緒戦で失われたことを考えると、艦載機を下して航空甲板に対空火器を満載した伊勢、日向が小沢艦隊にあって活躍したことと比べて、やはりどうしても無念の思いがします。
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25mm単装機銃は、たぶんもっとたくさん搭載していただろうと思われますが、手元に資料もないので、ちょっと少なめでありますよ。
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本来デリック下のシェルター甲板には、中発(かしらね)程度の大きさの船が搭載されていたものと思われますが、レイテ沖海戦時には降ろされていたそうです。可燃物はできる限り降ろし、火災に備えていたわけですね。
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後檣のトップに13号電探が装備されたのは、レイテ沖海戦後のことであったといいますので、今回はオミット。
舷梯は、左舷にだけ取り付けてみました。
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艦尾の旗棹は真鍮線に置き換えましたが、瞬着がちょっと多すぎてみっともなくなってしまいました。総じて、まだまだ張り線に使う瞬着が多く(というのは、何度か張り直した箇所なのですが…、今回、普段使っているニッパーの刃がなまってきたようで、きれいに余分を切り取れなかったのです)、失敗です。
ちなみに副錨は、ピットロードのパーツを使いました。
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全体的に、今回初挑戦したリノリウム押さえの太さが均一でなかったのが目立ち、まだまだ、の感が強いですが、それでも、一隻ごとにいろいろと挑戦してみるのが楽しいところでもあります。
最後に、以前作成した、同じ長良型の軽巡阿武隈(タミヤ製)と並べてみます。多少進歩はしているかな?
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阿武隈の時は碍子を試みにやってみたのでしたが、今回はパス。
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阿武隈も改装後の姿で、レイテ沖海戦時には、志摩艦隊にあって、戦没しています。
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こうして並べてみると模型的にはやはりリノリウム押さえの金具を再現することの視覚的な効果があることが分かりますね。次の機会には、また何らかの方法で頑張ってみたいものです。
実際伸ばしランナーを使うことを考えるとエッチングパーツでもいい(これまでぜーったい面倒で挫折するだろうと思っていましたが)だろうと思います。掛かる手間は、そんなに差がないように感じられました。エッチングパーツのメリットはなんといっても太さが均一にできるところですからね。
さて、またまた拙い模型製作にお付き合いを頂いて、ありがとうございました。次回は、いよいよ、あの空母に取り掛かろうと思います。ずっとご覧いただいている向きにはお分かりいただけるでしょうが、艦船初心者としては、ステップバイステップで、一隻ごとに挑戦と試みを行ってきているのですよん。まだまだ道半ばでありますが、上手になるまで待たない、というのが最近の本ブログの趣旨でもあります故、玉砕覚悟、というわけですな。

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