« ドラゴンパンターA後期型 その4 | トップページ | エレファント 完成 »

2017/11/29

ポルシェティーガー 完成

製作記としては物足りない極みではありますが、P虎もフィニッシュしました。

組立後、けっこう長いこと未塗装のまま放置してあったものですが、数年程度のスパンでは、プラに生じる経年劣化の心配はなさそうです。
もちろん、ホコリまみれにしたりすれば、その限りではないだろうと思いますけど…
201ptg5182
このところ、完成作品をまとめてブログにアップしていますので、あんまり変わり映えせんなぁ、という気も…(笑)
202ptg5167
今回は、ウェザリングは、かなり控えめのフィニッシュであります。とくに普段強調する油彩とピグメントの使用はごく控えめで、できるだけ「きれいな」仕上がりにしたいな、と思ったのでした。
では、完成画像をば、以下ご笑覧ください。


第653重戦車駆逐大隊は、クルスク戦に備えて、第656重戦車駆逐連隊の第1大隊として、フェアディナントを配備され、その強力な火力で、ソ連側の防御陣、戦車部隊を蹴散らして侵攻することを期待されたものでした。

90両が製作されたフェアディナントは、653、654の両大隊に45両ずつが割り振られ、クルスク戦後、より大きな損害を被った654大隊の車両を653大隊へ集中することで1個大隊の規模を保持することとなり、653大隊は一旦前線を離れて、フェアディナントからエレファントへの改修が行われました。
新編なった653大隊は、東部戦線の後退戦へ投入され(第1中隊のみは、イタリア戦線へ抽出されていました)、最後まで火消しとして走り回ることになりますが、この際、大隊の本部に配備されたのが、ポルシェティーガーでした。
200ptg5162
もともとティーガーI の試作として作られたポルシェティーガーでしたが、結局正式採用になったのは、ヘンシェル製のティーガーI で、そもそもフェアディナントは、先行して生産されたポルシェ車体90両を元にして製作されたのでした。
203ptg5164
ポルシェティーガーは、ティーガーI と同じ主砲を採用し、砲塔もそれに準じたものとなっていました。ほぼオンリーワンの戦車であったと言えます。
204ptg5172
653大隊の隊員たちは、何故か、このポルシェ車体の車両に愛着を持ち、よくこれを整備し、戦いました。鹵獲T34に20㎜4連装を搭載してみたり、ベルゲパンターに4号戦車の砲塔を載せてみたり、とユニークな車両を現地で工夫していたこともよく知られるところですね。
205ptg5177
ドラゴン・サイバーは、それらの車両をキット化し、我々も簡単に製作を愉しむことができるようになりました。
(現在では市場に流通するキットは少ないようですが、ヤフオクでは、時々出品されていたりしますね)
206ptg5174
特徴的なポルシェ式車台の本車ですが、よくこれに習熟した部隊にあって初めて運用できたというべきで、稀有な存在であったと言えるかもしれません。米英ソ、という連合軍が、大量生産で、特殊な扱いを必要とするような兵器を用いず、物量で戦争を行ったのとは対極にある、と言ってもいいでしょうか。
それ故にモデラーの人気も高いのでしょうが、ある意味兵器に対する考え方の違いの象徴的な存在として興味深いものがあります。
208ptg5180207ptg5169
キットは、エッチングパーツが豊富に用意された、いわゆるプレミアムエディションに属するもので、車体後部のメッシュなど組立に多少難儀する部分もありますが、よくできたキットです。
213ptg5193
ウェザリングは控えめにし、油彩でのフィルター塗装なども今回はほとんど行っていません。
足回り(履帯)にピグメントを主に使い、フェンダー部分にアース系の汚れを入れてみた程度となりました。
211ptg5187
確か、フェアディナント(エレファント)の最初のキットでは問題のあった履帯(組んでいくと曲がっていく)もこのキットの時期では修正されていて、問題なかった記憶です。
212ptg5195
実はポルシェティーガーは、本作で2度目の製作でした。このキットはフェンダーもプラのパーツで、付属する牽引ワイアも使いやすいものだったかと。
214ptg5189
アタシ自身、特に653大隊に思い入れが強い訳ではありませんが、やはり主な車両はコレクションしてみたいものです。
215ptg5185
フィギュアは、製作中だったものを適当に乗せてみました。
216ptg5184
ほぼ、車両単品で製作する方が多いのですが、出来の良しあしは別として(苦笑)、やはりフィギュアは、車両に生命感を与えてくれます。
217ptg5199
タミヤのMMシリーズの車両に必ずフィギュアが付いてくるのは、普段無視しちゃうことの方が多いのですが、やはり手を動かさないと上達はしないので、なるべく作るようにしていきたいと思いました。
218ptg5201
さて、ほんとに長い間放置してあった本車ですが、これでやっと宿題がひとつ片付きました(笑)、次回は、同時進行で塗装、仕上げを行っていたエレファントです。

|

« ドラゴンパンターA後期型 その4 | トップページ | エレファント 完成 »

653大隊の車両たち」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38450/66086856

この記事へのトラックバック一覧です: ポルシェティーガー 完成:

« ドラゴンパンターA後期型 その4 | トップページ | エレファント 完成 »