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2018/01/11

タミヤ ブルムベア後期型その2~基本塗装編

2018年を迎えてもう10日を過ぎました。なんとも時間は早く過ぎていくものかよ、と嘆息する今日この頃…

なんかいつもと調子が違いますが(笑)、良いお正月をお過ごしでしたでしょうか。
今日はブルムベアのその後。
基本塗装の次第をばざぁーっと行きますですよ。
その前にちょっと寄り道は、付属のフィギュア。組み立ててみました。
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タミヤのMMシリーズは、必ずフィギュアが1体以上付属するのが伝統となっていますが、時に車両のキットそのものよりもフィギュアが欲しい、という場合があります。個人的にはM26パーシングの砲手の半身フィギュアがそれでしたな。このブルムベアに付いているフィギュアも出色ではないでしょうか。
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歩兵の指揮官(かな?)の後姿なんて、ほれぼれしますね。

さて、本題の塗装編。今回は基本塗装の様子をば、ご笑覧ください。
まずは、塗装前の姿。
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転輪などは、適当なものに両面テープで貼っておきます。今回は、特にポリキャップのおかげで塗装後に取り付けることが容易で、こりゃけっこうありがたいもんでありんすよ。この方式の足回りは、新版L70(V)からなのかな、昨晩ドイツ戦車キットのデータベースなるモデルアートの別冊を眺めていて、あれもゴム製の履帯だったのだ、と確認をしました。

最初は履帯から。輪っかにしておいた履帯に今回初めての試みとして、下地にラッカー系の銀を塗ります。

んで、アクリルの履帯色を塗っていきます。こんなのは、手間を惜しんで筆塗りね。
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その心は、塗膜の弱いアクリルが部分的に(作業中の自然な?擦れなどによって)剝げることで下地の銀が顔を出す、そういう塩梅になるかしらん?という訳ですな。
んで、履帯は終わり。
あとは、諸々、陰吹きであります。
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基本的な陰色は、Mr.カラーのマホガニーを使います。
シュルツェンの裏側、車体の暗部には、ガイアのオキサイドレッドを吹きます。
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車体のオキサイドレッドは、陰吹きをした箇所に吹き重ねていますの。
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足回りには、この後部分的にサンド色を吹いておきます(完成すると多分なんも見えないところではあります)
転輪などは、陰吹き後、車体と同じサンドを吹きます。そういえば、ダークイエローという呼び方をしなくなって久しいですね、全然ダークイエローじゃない色を吹いているからなのですな。
基本とする色は、写真のビンのもので、ガイアのデュンケルゲルプ1と2に白を合わせてかなり明るくしたものでありんすよ。調色具合は大体の目安として1:1:1で出来上がったものよりちょっと白を大目にしています。
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車体の1色目のサンド吹き。
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個人的にこの段階で陰色を残すのはあまり好きではありませんので(陰吹きは、塗り残したところ=影部分に陰色があること、を重視して吹くだけ)、強調はしませんの。
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うっすら。なのです、はい。
んで、2色目のサンドは、白を加えて、黄色みを抜きます。特に大戦の終期には、ダークイエローの塗料は不足し、(緑ベースになったりした時期もあったくらい)バフに近い、色味の抜けたサンドが使われたともいいますので、好都合。
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今回は、緑などの迷彩色を重ねていきますので、あまり意識せず、テキトーに。
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モデュレーションを多少意識しますが、ハイライトを入れるという感覚ではなくて、面と面の際を目立たせる感じでしょうか。
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シュルツェンも同様に。
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今回の迷彩については、随分と悩みました。タミヤの後期型は、後期型と言ってもJ型をベースにした車両ではないようで、H型の改修車両ではないかと思われます。
そうなると、実際は、キットの塗装図にあるようなボケ足のある迷彩塗装が時期的には合うような気がします。
第219突撃砲大隊所属の車両には、緑ベースと思われる上にサンドの面積のごく少ない、珍しい迷彩塗装を施された車両(光と影でもなく、スポット迷彩でもないし、ヘッツァー迷彩とも異なるハードエッジの細かな雲形と円目うび混在する迷彩…=大日本絵画1945年のドイツ国防軍戦車部隊」に塗装図と実車の写真が掲載されています)もあり、なかなかに魅力的な迷彩なのですね(同一車両を参考にアタシ自身かつてツヴィッシェンレーズンクで緑ベースの迷彩を試したことがありましたっけ)。
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で、ま、どーせ塗装はフィクションになるのだから、というわけで、今回は、あってもま不自然じゃないんじゃない?というハードエッジの三色迷彩としてみます。できれば、光と影迷彩にまで持っていきたいところです。
そのために、えっちらおっちらマスキング作業と相成ります。
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んで、とりあえず、緑、とオキサイドレッドをそれぞれマスキングしながら吹いた結果が下の写真。
緑は、ガイアのオリーフグリュンにMr.カラーのデイトナグリーンと黄色を少々、という明るめの緑。オキサイドレッドは、ガイアのものをそのまま。
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これが、その結果でありますが、ちょっとサイケ過ぎた。実際にここまで手を掛けて迷彩をしないよね(笑)
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ところどころ迷彩が破たんしているのも気に入りませんし、オキサイドレッドがいまひとつ色合いとしてつまらない気がします。
となれば、仕方がありません。マスキングをし直し、あまりに細かく迷彩柄が主張している部分を修正して、吹き直しです。緑は基本的に変更しませんが、改めて調色したので、多少部分的に色が変化しているところもあります。でもこの方がいいよね。
茶色は、Mr.カラーの「ブラウン」。そのまま。私の眼には結構赤く見えますが、どうでしょう?
ハードエッジにこの色を使うのは初めてですが、基本色をできるだけ彩度を高くしてやってみたかったのでありますよ。
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シュルツェンも迷彩のパターンから吹き直し。ごちゃごちゃしていたラインを整理する一方サンドの色合は最初のものを残すようにマスキングし直して吹いてみました。
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で、最終的な姿がこうなりました。
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フィクションではありますが、最初よりは気に入った感じです。マスキングの失敗ではみ出しや、ラインの失敗がありますので、あとで修整します。
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整理して吹きなおした迷彩のラインは、この方がらしいかしら。ただ、今回2度迷彩を吹いてみて感じたことは、迷彩って効果があるんだ、ということ。どちらも少し離れて見るとその形が見えにくい。なんか固まりがあるけれど、どういう形なのか、幻惑されるような…
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ということは、ま、迷彩としては、成功なんじゃないか、とひとり合点をする訳ですが(笑)、うーむ光と影迷彩…
史実では、巷に思われているよりも光と影迷彩が採用されていた時期は短く、44年秋から冬にかけて、であったといいます。時期的には合うんだよね…
で、(この1行の間には実は数日の間隔がある訳ですが…)
やっつけてみました。
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光と影迷彩、ハードエッジも久しぶりですが、光と影迷彩も実に久しぶりの塗装でありんすよ。
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木漏れ日に当たる点の部分は、実車でもやや楕円形から三角に近い、葉のような形状のものから、点のものまで、ヴァリエーションがあります。今回は、前者の風味で、面相筆でちまちまと描き込みました。
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シュルツェンも同様に。
ハードエッジ部分のマスキングから通して、ここまで(ま、塗り直しもありましたが、その部分を除いても)かなりの時間が掛っています。おすすめの塗装とは言えませんね。
ですが、やっと、自分のイメージに近くなってきました。
後は退色表現とウェザリングです。
ここ最近のように、軽めに仕上げようと思っていますが、これからがまだ長ーい訳です、ほんと。

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