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2018/03/28

ドラゴンのチハ その2~基本塗装編

ドラゴン九七式中戦車チハの2回目であります。

今日は基本塗装まで、ご覧頂こうと思いますが、その前に組立の追加を少々。
足回りでありますよ。
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履帯は、部分連結組立式。起動輪、誘導輪部分は、一コマずつを組みますが、上部、下部は、適度に分割されていて、特に上部転輪にかかる履帯の垂れさがりは、冶具が用意されている親切さ。
スイングアームを、際下端にすると(ダボはあるのですが、ちょっと緩い)、第一転輪と最終転輪がコンマ数ミリ程度ですが、「浮き」ます。
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アタシは、スイングアームを緩めに接着していたつもりでしたのですが、やっちまいましたの。
で、一旦取り外したりして調整し、まま、なんとか修正ちゃん。これから組む方は気を付けられるとよいかと…
枚数は、キットの指示通り。

では、続きをば、ご覧いただけましたら幸いです。

部分組立式の履帯は、どこかで位置決めをして、誘導輪が調整できるタイプのキットであれば、あとは、少しずつ調整しながら組んで行くのは、あまり難儀ではありませんね。

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可動式が優れるのは、どうしても一コマずつの履帯のモールドだったり、形状だったりが、一体になっているものよりいいのと、垂れ下がりが、文字通り自重によって自然に垂れること(この点フリウルに勝るものはないかも、モデルカステンは、プラですから、そこまで重くない)。
ただ、さすがにドラゴンともなると、履帯のモールドや良し。センターガイドに肉抜き穴があるのかどうか、知りませんが(キットのセンターガイドは抜けていない)、気になるところがあるとすれば、それくらいでしょうかね(全てが、かどうかはわかりませんが、とりあえず、普段お世話になるモデルカステンの肉抜きは、センターガイドが大抵は別パーツになっているので、工程が増えること以外は完璧でありますな)。
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手間と掛かる時間を考えれば、必ずしも可動式履帯でなくちゃ(それとお値段と、ね)、とは思いませぬ…余裕があれば、全部カステンにしたいのが正直な気持ちでもある…複雑ですなぁ。
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組み上がりは、こんな感じで、特に不満はないでしょ、と思います。可動式プラ製に比べれば、頑丈さにも優れる。
今回は、ドラゴンの精度を信じて(笑)、
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ロコ組にしてみました。塗装は、この方法が一番楽ちん。
旧陸軍装甲車両に付き物(特に前期、なのかな)の黄帯がなければ、あまり気にしないところでもありますが、履帯と転輪を組みつけたあとで、黄帯をきれいに塗る自信が持てませんので、という選択でありました。
さて、では
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ちょっと閑話休題。
実は今回、チハ車を組む直前に、九五式軽戦車も組んでいたのです(いずれ、記事にしますね)。
左端は、以前組立まで終えていた八九式乙型(例の模型誌付きキットでありますよ)。
九五式は、これも以前ファインのキットを作ったことがあったのですが、そのとき、北満型も一緒に購入していたのですな、それが放置したままであったので、今回チハ車を作るに当たって、改めて、揃い踏みするのも一興かと、思い立って九五式軽戦車(北満型)も組んでみたのでした。
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帝国陸軍の主要戦車3種。ですかな。
チハ車は、タミヤの名作キットが出たときに一度組んだことがありましたが、もちろん、アタシ自身にそのときとは40有余年の歳月の隔たりがあるので、組んだ記憶だけしかありませんしね。
こうして、3種類の戦車を並べてみると、大きさにさほどの違いがないことに驚きます(もちろん、九五式は小さいですが、かといって、九七式がそれほど大きい訳ではない。八九式ももっと大きいのかと思っていました)。
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先日ちょっとお目見えしていた38(t)と九五式を並べてみると、ほとんど違わない(この方により驚いた)、片や、ドイツ陸軍の初期の戦いを支えた名戦車でありますよ、3号戦車と遜色ない37㎜砲を備え、実に44年末頃でも、まだ200両くらいが第一線にあったという傑作。片や、生産数において九七式を凌駕し、これも(ま、理由は大きく異なるとはいえ)終戦まで第一線にあった名車といっていいでしょうね。この両者がほとんど大きさが違わないというのは面白い。
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38(t)と八九式を並べてみても、こんな感じで、八九式が実にコンパクト、というか、なんだかね。
さて、本題に戻ります。
チハ車、さっさと塗装に掛かります。
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今回使用した塗料は、Mr.Hobbyの特色セットふたつ。
前期迷彩色セットからは、茶色と緑色。(このほかに装備品関係に陸軍カーキを使いますので、全部)後期からは、土地色。
以前、九五式軽戦車(ファインモールド製ね)を製作した時は、近似色を調色して済ませたのでしたが、今回は、ちゃんと塗ろう、という訳ですな。
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陰吹きの後、まずは、茶色(タンと黄色を足して、明るくしました)を吹きました。
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緑は、白を足して明度を上げてみます。(実は、黄色と白で調色したところ、黄緑色に近い感じに振れてしまったので、同時に塗装作業を行った八九式の方は、吹き直していたりします)
土地色は、やはりそのままでは、ちょっと濃い感じでしたので、茶色を気持ち足してみました。
それで、とりあえず、三色を塗り終えた状態がこれ。
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転輪も同じタイミングで塗装しています。
旧陸軍の塗装は、境目のはっきりした雲形迷彩で、刷毛塗りだったそうです。こうした迷彩の塗装の仕方としては、マスキングして各色を吹くか、輪郭だけ筆塗りして、エアブラシで塗りつぶすか、最初から最後まで筆塗りするか、迷うところではあります。
今回は、筆塗りとエアブラシを併用してみました。若干の筆目が残っていますが、粗っぽさが出るのも結果的に許容範囲内かな、という感じでもあります。
で、同時進行した三者揃い踏みちゃん。
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パターンは、各キットの塗装図をある程度まで参考にしましたが、結果的には、そのまんまではありません。
で、問題は、黄帯であります。
ガッシュか、ファレホを使うのが、もっとも隠ぺい力に優れ、簡単(やり直しも、ラッカー系の基本塗装の上にアクリルですから、ね)なのですが、なんとなく、今回は、同じラッカー系で行ってみました。GXの黄色に、58番黄橙色をすこーし加えた色を筆塗りちゃん。
ちゃんと発色するまで、4~5回は塗らなくてはなりませんし、面相筆で塗るのと平筆とを併用しましたが、塗った直後(乾燥前ね)は、塗料が厚くなってしまっています。
これの修正としては、塗料が完全に乾いちゃう前にクリアを吹くこと。大雑把に半艶クリアを吹くと、クリアの溶剤分の影響で、筆目が多少気にならなくなります。
で、クリアが乾燥したら、また筆で修整、という感じで行うのですが、結構大変でありますよ。(マスキングを嫌わなければ、黄帯部分を残してマスキングして~この作業に結構時間がかかりますが~下地を吹いて黄色を吹く、のがもっともきれいできちんと塗れると思いますが、こうしたリベット戦車の場合、マスキング後の修正は必須と心えたほうが良いですな、凹凸がある場合は、マスキングをちゃんとするのが結構大変なものです=結果、きれいにうねりが塗装できないと結局筆でかなりの部分修正しなくちゃならなくなる=マスキングテープをきれいにうねって切り出し、凹凸に合わせて貼る、という作業は、言うよりも結構大変なのですよね)
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ひととおり、線の太さなども考えながら、終えた様子が上の状態であります。
今度は、黄色の塗料が、完全に乾ききってしまうまで放置です。その後、厚みと筆目が気になる箇所をペーパーでヤスっていくことにしますの。
その間に、デカールも貼りました。
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キットの説明図では、41年シンガポール、第一戦車連隊所属車両、というヤツですが、実は、キットの塗装図とは、迷彩柄が違っていますの。黄帯の入れ方が違うのですね、これも大した理由はないのですが、決めかねているうちにこうなっちゃったパターンでありんす。へへ。

さて、次回はウェザリングに掛かる予定ですが、しっかりと黄色を乾燥させるため、ちょっと時間がかかりそうな気配ではあります。

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