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2018/05/01

1/48 モスキート その1

ずっとAFVの製作ばかりが続いていましたが、とんでも久しぶりに飛行機を作ってみようと思います。

飛行機模型初心者への道、第…、ん、何弾目だっけか。(この間に以前作った飛行機を調べる…っと)
はいな、今回が10機目でありんしたよ。
ちょうど20機への道も半ば。折り返しでありますな。
お題は、大好きなモスキート。
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タミヤのキットは、機首と機首下面に機銃を装備した戦闘爆撃機型、夜間戦闘機型、とこの爆撃機・偵察機のコンヴァーチブルと3種類あるようですが、アタシの好きな機体は、爆撃機型。
ご存知の方も多いと思いますが、モスキートは、当初、無武装で高速というのが売りでしたのですね。
時速600キロを超える最高時速、多分爆装していても500キロ後半の実用速度が出たはずですから、当時としては、もうこれに追いつける機体はなかったのですね。
だから、武装も必要ない、という割り切りが好きです(笑)。
それでも、機体自体に、そして単発でも高性能なマリーンエンジンの双発が産む兵器としての余裕とで、7.7mm機銃と20mm機関砲を4門ずつ搭載して、戦闘機としても使える、という訳で、搭載弾量は当然減少したものの、高速を活かして夜間爆撃の護衛だったりにも、魚雷を抱えて、艦上双発攻撃機として、だったりにも、後には使いまわされることになるのですが、やはり、個人的には、思いっきり割り切ったこの爆撃機型が好きです。
今日は、パーツのご紹介をば、以下ご笑覧ください。

まずは、説明書など。

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タミヤらしい丁寧な説明書と塗装・マーキング図とが入っています。デカールは、爆撃機型が通常の塗装のものと下面が黒の夜間任務タイプ、それに偵察機型の3種類。
モスキートが最もモスキートらしい(といっても分かんねえですよね、つまり最初の目的に近い)任務のひとつは、高速での超低空からの敵地侵入とピンポイントの精密爆撃、でした。
これは、エピソードが沢山あって、白昼ベルリンを爆撃したり、ゲシュタポの司令部を爆撃して、捉えられていた人々を開放したり(建物を、ではなくて塀を爆撃して、逃げ道を作る…攻撃の時間さえピンポイント、オンタイムで行われる必要があって、想像するだけで難しいですな)、というものや、洗濯物を引っ掛けて帰投したり、煙突を胴体に差して帰投したり、というややほほえましいものから、今でいうバードストライクによって、操縦手がダメージを負って、航法士がなんとか助けて帰投したり、と、読んだり聞いたりするだけで、ワクワクするような話が多いのですね。(子供の頃読んだサンケイ出版のバランタインブックス「モスキート」に依ります)
これもモスキートの特徴の一つと言っていいでしょう。
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デカールはかなり細かなものまで用意されているようです。これは楽しみ。
で、そんなモスキートのなかでも、アタシが好きなのは、パスファインダー(教導機とでもいいますかな、後続する爆撃機部隊に、やや先んじて目標に侵入し、爆弾を投下して、目印にすることで、目標を示す役割の機体をいいます)としてのモスキート。
イギリス空軍は、バトルオブブリテンの後、ドイツ本土、ないしは、占領地区への爆撃を本格化しましたが、当初は、余りにも損耗率が高く、すぐに夜間爆撃に戦術を変更することになったのですが、それでも、レーダーやドイツ空軍、高射砲部隊による損害が大きく、やがて、一晩に1000機もの爆撃機を一気に飛ばして、数で大勢を決する方向へ行くことになるのですが、そのために4発の重爆撃機(ランカスター、スターリング、ハリファックスのトリオ)を大量に生産するのですね。英軍機の大きな特徴の一つは、その爆弾搭載量の大きなことで(モスキートですら1トン近い)、一気に大量の爆弾を投下して、敵を制圧するというのをもくろみました。
一方、夜間に精密な目標だけを爆撃することは難しく、工場や生産施設だけでなく、都市への無差別爆撃(市民と軍を区別しない)は、当初からそれでいいとされていたのが、個人的には首肯できないところでもありますが…(対して第8空軍を有した米航空部隊は、最初から最後まで昼間精密爆撃に拘り、工場などへのピンポイント爆撃を志向しました…ま、この辺りには、極秘密であったノルデン爆撃照準器(システム)があったことが大きく関係しているのですが)
話がどんどんそれていきますが(笑)、モスキートが本格的に作戦行動するようになると、夜間爆撃部隊に先行して、目標を示すパスファインダーの任務は、モスキートが専ら担うことになります。
今回は、そんなモスキートを夢想しながら、下面を黒に夜間迷彩塗装をしたモスキートを作ってみたいと思うのでありますよ。
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キットには、ほんとこういうところがタミヤらしいと思うのですが、迷彩塗装のパターン図まで入っています。英軍機の迷彩塗装は、ちゃんとパターンが決まっていたので、フィクションを入れる余地が少ないのですが、こういう配慮は、初心者手前の拙者にはとってもありがたい。
さて、次は、各パーツをランナー状態で。
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以前もどこかで書きましたが、昔と違って、現在では模型屋さんで箱を手に取って、中を見て、ほう、とかふうん、とか、思わずニヤッとする、というモデラーにとっても至福の楽しみが失われています。
大抵の模型屋さんでは、箱はしっかり封をされていて、中をうかがい知ることはできません。買ってから、ええっ?ということもたまには避けられないのが辛いものでもありますが…、ま、これは、モデラーの中にも不届きな輩が少なからずいて、模型屋さんに迷惑を掛けた、その結末ですからね、甘んじて受けるより仕方ないわけです。
で、ま、こうしたブログなんかを勝手気ままに書いて、世の中にほんの少しだけでも害悪を垂れている身としては、多少の償いとして、キットの中身をご紹介するのもアリかな、と。
いう訳なのですな。
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もうね、タミヤだからとはいうものの、少ないパーツ数に安心します(笑)
戦車が今ひとつ、な理由の一つに同じパーツをいくつもいくつも作んなきゃいけないという修行のような足回りの製作がありますが、なんかね、飛行機はいいな。
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プロペラは、派生型の分かしら、一組余りますね。
48の双発機、というとウーフー以来ですからね、完成したときの大きさにちょっと圧倒されそうです。
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パーツにコメントを付しませんでしたが、以上。終わり。
ね、ランナーの数にして8枚。
可愛いもんじゃありんせんか?ん?どうです?戦車に比べれば…、…箱だって一回り小さいんだし…、×△●◆※↑∴◎○▽…
はは、これをちゃんと組むとなると…なかなかうまく行かないところが少なくないのでありんすなぁ…

まま、ともあれ、とっとと作っていきましょう。
次回からは組立編のはじまりでありんすよ。

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