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2018/05/23

1/48 モスキート その2

タミヤのモスキート、2回目でありますよ。

AFV(ところで、「AFV」というのは、Armoured Fighting Vehicleの頭文字を採ったもので、装甲戦闘車両という意味ですの。いわゆる戦車とか装甲車両のことで、総称として使います。「陸モノ」という訳ですな、でも車もバイクもそういう意味では陸モノでありますからね、それと、昨今では、戦車以外のトラックとか火砲とか、これにフィギュアを含めて、他に呼びようがないので、「AFV」と総称しているのですな。こういうのも一回どっかでまとめてみましょうかね…)のプラモ作りが、特殊なのですが、ほぼほぼ組んでしまってから塗装を行うのに対して、飛行機は、どうやっても組みながら塗っていく、塗りながら組み立てる、という工程になります(あとで塗るんでは塗りにくい、ということと、飛行機プラモならでは、の流儀みたいなものです)から、組立編、というようなまとめはしにくいのですね、で、まま、おおよその手順に従って、その次第を記録していくことになります。
まんず、今回メインに使用する塗料。
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GSIクレオス(MR.Hobbyブランド、本ブログでは、クレオスだったりMr.ホビーとかとも呼称しています)には、様々な特色セットがあって、テーマに特化した塗料が3色程度箱入りになっていて、大変助かるのですが(だから、一度この楽ちんさに慣れてしまうと、他の塗料を使うことがますます少なくなる…、余り消費量が多くないので、未経験ですが、このうちの1色だけを購入することができるかどうか、は不明でありんすが)、今回も英軍機のセット3色(使うのは2色かな)と、機内色のセットからエアクラフトグレイグリーンを採用ですの。
購入してから、めったに使わないので、フタを開けると溶剤成分が揮発しています。Mr.カラーのありがたいところは、真溶媒液で、これを復活させることができる点でもありますの。今回もお世話になりました。
さて、では、続きをばご笑覧ください。今回はあんまり進んではいません…

飛行機モデラー初心者手前としては、大した資料本も手元にありません。現代人は、こういうとき、フルにウェブを活用するのでしょうが、どうしてもアナログな筆者は、パソコンの画面を見ながら模型を作る、ということに慣れませんで、活字資料に頼りたいのですね。

んで、手軽に活用できるのが、「傑作機シリーズ」、本屋さんで見かけた時に、気になる機体のヤツは普段から買うようにしています(そーいえば、最近は本屋さんへもなかなか行ってませんね…)。この本も買ったのはずいぶん前ですな、こういうのを眺めながら模型を作るときのことを想像するのが、止められまヘンなぁ。
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ざっと一通りの知識はこれで十分かと思われます。値段もそれほど高い訳ではないですしね。
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今回モチーフにする機体も載っています。本の中身は、その機体の概観と各型式の解説、写真、実戦のエピソード、こうした塗装図、に小さいですが三面図、というものです。モスキートの場合は、戦後数十年経って、まだ飛べる機体が、デモ飛行している姿が巻頭にカラー写真で載っていたりします。
さて、プラモは、箱を開けたら、説明書をざっと予習して、シュリンクパックを開けたら、さっさと作り始めるに限ります。そうしないと手が進まない、止まる、ということになって、果ては未完成病に罹患します。
飛行機の場合は、左右、上下に貼り合わせるパーツが結構あります。
貼り合わせのパーツでは、実物には存在しない接着線が残っていると興ざめのため、貼り合わせてからのパーツの整形に時間を掛けます。
下の写真は、エンジンカウルから主脚収納部。貼り合わせる前に内部を塗装しておきます。
こうしたパーツの接着線消しは、パーツの各々の接着面に多めに接着剤(粘度の高いヤツね、タミヤなら白フタの方)を塗っておいて、わざとはみ出させるのです。
で、そのはみ出した接着剤を削ってあげるとパテを使わなくてもきれいに接着線が消せる、というのが理屈なのですが、そうはすんなりと問屋が卸さないときもあります、その場合はパテを使います(へへ、こういう作業が得意ではありんせんの)。写真の白い部分はパテを使ったところ。
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貼り合わせパーツの大きなものは、主翼、胴体、尾翼でしょうか、主翼などの厚みのあるパーツの場合、貼り合わせた後の内部が空洞になりますから、あまりタワムようなら、プラ材などで、補強をした方がよい、と言われます(笑、アタシはあまり気にしてない…へへ)
モスキートの主翼は、翼端が別パーツになっています。このキットの場合、ちょっとだけ合いがずれていたので、すり合わせをしてくっつけました。
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大物は、胴体部分。実は、モスキートは、実機も左右貼り合わせで作られていました。木製ならでは、ですね。だから、左右の胴体の接着線は、うっすら残っていても、全くNGという訳ではないのかもしれません…
実機はこれをどうやってくっつけたのか?
これ、木工用ボンドで貼り合わせたんだそうです。強力なボンドがあったとか。
モスキートが正式採用になって、その性能の凄さが理解されると、イギリス国内中の家具職人と家具屋さんが、モスキートの生産に駆り出されたほか、必要なバルサの切り出しで、どこかの山が剥げ山になったとか。
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コックピットを挟む前に、全体を機内色(グレイグリーン)に塗装しておきます。タミヤの説明図には、もちろん、そんな色の記載はなくて、従来通りのタミヤの色を混色して塗るように指示がありますので、置き換えて解読していくことになります。こういうのは、説明書に書き込んじゃうと間違いを防げますね。
で、大まかにコックピット部分も塗り分けて、仮組みちゃん。
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モスキートは、複座で、航法士が、爆撃手を兼任しました。左前に位置するのが操縦手席。航法士は、爆撃体勢に入ると、機首まで這っていって爆撃照準器を操作したらしいです。
計器盤は、モールドがちゃんとありますが、その上から、デカールを貼る手法。
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でコックピットの後方下側に爆弾槽があります。ここに500ポンド爆弾(キロへの換算は、一割引いて、割る2=500ポンドは、500-50÷2=225キロということになりますね)を4発抱くことができました。
写真偵察型の場合は、この爆弾槽の前の部分にカメラを2基設えていましたので、携行する爆弾は、500ポンドの場合は2個減ることになりますが、実際には爆弾を搭載して飛行したわけではないようです(重くなるので、航続距離や戦闘速度への影響が大きかったのでしょうね)。
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主翼桁は、コックピット-爆弾槽から主翼へ文字通りの桁が伸びていて、これで固定する作法となっています。
爆弾は、黒緑色の指示。
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あまり多くはない作業ですが、キットの爆弾槽の扉は、飛行状態に準じて、閉じている形になっています。これを開けておいてあげると完成後も爆弾を眺められる、というわけで、キットの指示として、爆弾槽の扉パーツは左右に切り離すことになっています。
きれいにモールドがあるので、デザインナイフで、ゆっくり、最初はそっと、でも絶対ぶれないように(この案配が難しい…)なぞっていきます。そう、切るんではなくて、歯でなぞっていく感じ、ね。一気に切り離そうとすると傾いたり、きれいに切れなかったり、とトラブルの元。
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左右の切り離しが終わりました。取り付けるのは多分最終局面です。
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大まかにエンジンカウルと主翼を取り付けていきます。気持ち、パーツの合わせ目に隙間があるかな、ないかな、というところですが、ま、なんとかこのまま行けそうな感じです。
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主翼の上側。マリーンエンジンのカウルは、水冷式のエンジンのため、スマートな曲線です。戦車と違って、飛行機は、こういう造形が美しさを持っているのが魅力です。ちなみにカウルから胴体寄りの部分は、前後方向に幅が広くなっていますが、この前側の開口部にラジエターが入っているのですね。
ついでに書くと、エンジンカウルから、主翼の後ろ側に三角形の突起が出ていますが、これは試作機の段階では、ありませんでした。量産機との大きな識別ポイントです。
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胴体を貼り合わせます。書き忘れましたが、主翼の下側と、胴体にはクリアパーツでライトや写真撮影用カメラの窓がありますので、このパーツを先に取り付けることになります。胴体部分は、後からでも取り付けられますが、主翼下面のライトは、先に取り付けておかないとNGです。
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爆弾槽側。整形前ですから、接着剤の跡がきちゃないですな。これの整形は、硬化してからの方が良いです。
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士の字に仮組してみます。コックピットが機首と機首の左右、メインのキャノピー、と開口部分が結構ありますので、しっかりと塗り分けしておきます。本来、モールドを強調するスミイレ作業も、貼り合わせる前に行いますが、今回は塗り分け部分が沢山あったのと、コクピット内部の細かなパーツが割と多いので、スミイレ作業は行いませんでした。爆弾照準器は、クリアパーツで、最終的に、機首の窓から見える位置にきます。
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お腹は爆弾も仕込み、爆弾槽の扉の開閉用のステーも取り付けてあります。(これ、前後で2つ、Vの字のパーツなのですが、爆弾を仕込んだ後で、塗装後に取り付けるのはちょっと難儀そうだったので、先に組んだのですね、完成までに破損しないといいのですが…
爆弾を含めて、機体の塗装が終わってから取り付けた方が、工程としては良さそうです。
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さて、本日はここまで。
48の双発、やはり大きいです。以前にウーフーを組んでしまっていますから、あのデカさに比べると、さほどではありませんが、程よいボリューム感(笑)。
Bf110も個人的に好きな機体です。ボーファイターも実戦ではパッとしませんでしたが、極太でモスキートの優美さとは違った英国的タフさみたいな印象で嫌いではないです。どうやら、双発機が続くことになるのかな…
次回は、塗装作業まで進めるといいのですがね、なかなか手は捗りませんの。

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